野田入試が終了した。
今年度から野田入試は公立高校と同じ傾向で行なわれるという事前説明ではあったが…。
さて、実際はどうだったか。
さきほど問題を入手し、英語・社会の問題に目を通した。
うん。
ちょっと難しいかな…。
社会では語句を漢字で書かせる問題(大切なことだとは思うが)、歴史的事件の年号&日付(真珠湾攻撃…、ちょっときつかったね。)など。
英語の条件英作文(2)ではshoulの存在に気付けない生徒も多かったはずだ。
実際に僕達は『公立入試そっくり模試』なるものを作ったことがある。
僕は社会科を担当したが、どうしても公立レベルよりも難しい問題が出来上がってしまう。
それは、『これくらいは知ってて欲しい。』という親心から来るもので、野田の先生方のそういった心境がうかがわれて共感が持てた。
ただ、教科書に掲載されていない語句について出題しては絶対にいけないと思う。
『これくらいは知ってて欲しい。』
と
『これくらいは知ってるでしょ?』
は明らかに違う。
特に社会ではそのようなことが多々ある。
極端な例を出すと、
小学校卒業時にアメリカの形や位置を知らない子が多くなっている。
私達大人から(特に社会担当の講師からすれば)、
『これくらい知ってるでしょ?』
と思わず突っ込みたくなるところだが、そうじゃない。
私達の時代とカリキュラム自体が違うのだから、知らなくても仕方がない場合もあるのだ。
『習っていないからわからない。』
のは当然のことで、それを責めてはいけないし、またそこを出題してはいけない。
学校の先生によっては真珠湾攻撃の日付を教えている。(少なくとも宮野中の先生は。)
しかし、年号は習っているけど日付までは習っていないという生徒もたくさんいるはずだ。
そして少なくとも東京書籍の教科書には日付の記載がない。
う~ん。
あ、でもフォローするわけじゃないけど、
出題っされている形は本当に公立を意識してるなと感心させられました。
さあ、これからはかわしんテストの過去問などのやり直しに力を入れよう!!